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ときわミュージアム UBE Tokiwa Museum 緑と花と彫刻の博物館

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未来を語るテーブル

未来を語るテーブル

Information

作家名 : 三木 俊治(みき としはる)
制作年 : 1999年
設置場所 : 常盤公園・噴水池付近
素材 : 黒花崗岩
サイズ : 52cm×180cm×149cm
備考 : 第15回神戸須磨離宮公園現代彫刻展、宇部市野外彫刻美術館賞

ロゼッタストーンをモチーフとするテーブル状の作品。テーブルには古代文字と行列をつくる人物とが交互に刻み込まれ、それらをのぞき込むときの作品と近接した鑑賞距離により、石の重量感と制作の作業量とが力強く体感される。
作者は「公共空間と関わる彫刻を積極的につくりたかったので、主題性は社会との接点という意味でも重要」と言う。この作品が出品された神戸展のテーマ『新世紀への礎』に対して、作者は末来へのメッセージ(記念碑)と、人々が集う場(テーブル)との、2つの性格を併せ持つ彫刻を制作した。
ロゼッタストーンは古代エジプト王の顕彰碑としてつくられたもの。作者はそれを文化遺産という過去から現代へのメッセージとして引用し、作品に現代から未来へのメッセージの意味を持たせる。一方、行列は作者の連作的なテーマ。画一的に統制された人物ではなく、一人ひとりが別個の表情を持つ。人々はロゼッタストーンの3種類の文字(異なる共同体)の間にありながら、同じ目的を持つ集合=行列(一つの世界)を形成する。そのためのコミュニケーションの場として、この彫刻は存在する。