メニュー

ときわ公園

logo

ときわミュージアム UBE Tokiwa Museum 緑と花と彫刻の博物館

ときわミュージアム UBE Tokiwa Museum 緑と花と彫刻の博物館

大首Ⅲ

大首Ⅲ

Information

作家名 : 吉野 辰海(よしの たつみ)
制作年 : 2005年
設置場所 : 真締川公園・宇部大橋東詰(西琴芝一丁目、山口大学附属病院北東)
素材 : F.R.P.
サイズ・重量 : 400cm×210cm×300cm、300㎏
備考 : 第21回現代日本彫刻展、山口県立美術館賞

唐突に出現した、巨大な犬の首。野外彫刻では普通、作品と場所との関係が重要視されるが、そのルールを意図的に破ることで、インパクトの強さをつくり出している。 一九六〇年代、反芸術と称され、疾風怒涛の表現行為を繰り返したネオ・ダダに所属。八十年代からは犬をモチーフに、ユーモアとアイロニー(風刺)に満ちた立体作品を発表してきた。だが、長いキャリアの割には、野外彫刻の数は少ないと言える。 設置の時、吉野さんは「おれの作品は、ずっと彫刻から外されてきたから」と言った。確かに、既存の彫刻の枠には収めにくいため、代わりに「オブジェ」という名が与えられたりもする。 今回の彫刻展では、この犬の首がバラエティー豊かな作品群の一翼を担う。多くの人がカメラ付き携帯電話で記念写真を撮っていく。この作品は、これまでにない彫刻の楽しみ方を示してくれたように思える。