2010
9月 22
(水)
14:49
熱帯植物室の薬用植物
カテゴリー  植物
本文
 9月18日から当ミュージアムの第一企画展示室において開催しております「薬草展」…。
 古くから、民間薬や漢方薬として利用されてきた薬用植物やハーブの展示を行うとともに、山口県における貴重な売薬の資料などについても、ご紹介させていただいておりますが、薬用植物と言いますと、熱帯植物室においても、「熱帯薬用植物」として、古くから利用されてきた植物が色々とあります。
 まず写真1枚目は「青パパイヤ」。タンパク質分解酵素のパパインを含み、沖縄では青いままで皮をむいて、野菜として果肉を千切りし、炒め物などに使われています。パパイン酵素は肉を柔らかくする効果があり、消化を助ける働きがあるそうです。
 写真2枚目は「フイリゲットウ」。沖縄では、ゲットウは「サンニン」と呼ばれ、ゲットウの葉で包んだ餅菓子「鬼餅(ムーチー)」や虫除けなど様々な用途に利用されてきました。亜熱帯地域に広く自生しており、気品あふれる独特の香りが特徴で、「カワイン」というポリフェノールが含まれており、優れた抗酸化作用を持つことで知られています。
 写真3枚目はハイビスカスの園芸品種ですが、ハービスカスティーとして利用されているのはこちらではなく、別の種の「ロ−ゼル」です。見た目は観賞用のハイビスカスと異なり、少しばかり地味ですが、
https://www.tokiwapark.jp/museum/xoops/uploads/img455f0a8f94bf609a0035f.jpg
ビタミンCが豊富で、がくや若葉、タネなど多くの部位が利用され、利尿、代謝促進、強壮、健胃など様々な効能が認められています。
この他にも、料理以外に薬用としてもシナモンとして樹皮が利用される「セイロンニッケイ」などもあります。
https://www.tokiwapark.jp/museum/xoops/uploads/img53e8eb11c3b863a02e13f.jpg

たわわな青パパイヤ。

ゲットウ。温室にあるのは「フイリゲットウ」で現在、花は咲き終わっています。

園芸品種のハイビスカス。後ろは「フィジーフトエクマデヤシ。」葉から団扇を作ります :-P。


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