2011
4月
20
(水)
18:50
本文
第23回UBEビエンナーレ(2009年)出品作家、Rath Geber Attila(ラット・ジェベール・アッティーラ)の“esperance(希望)”。
当初は大理石で制作する予定でしたが、原石のサイズや重量、輸送時のコストなど、難しい問題が重なり、宇部では実現しませんでした。
展覧会には、代用としてコンクリートで制作し、白く塗装した作品を出品しました。大理石の代用とはいえ、均一に塗られた白い塗料は、いくつもの面で構成された作品の凹凸を、光の変化に応じて様々に見せてくれ、あぁこれが作家が表現したかったことなのか…と実感させてくれるものでしたが、当の作家にはやはり不満が残ったようでした。
さてそんな実現への希望をたくされた“esperance(希望)”が、ついにグァテマラで完成しました。
グァテマラには大理石の採石場があり、そこでよい原石が手に入ったようです。
密度の濃いしっとりとした質感に、美しいマーブル模様、形の面白さに加えて、素材が持つ豊かな表情が加わり、うっとりするような仕上がりです。
どこかに設置された姿を早く見たいものです。
ちなみにもうひとつの写真は、グァテマラの空港に設置されているアッティーラの作品です。
この作品、高さ3.5メートルあるのですが、なんと動くそうです!どうやって…?
当初は大理石で制作する予定でしたが、原石のサイズや重量、輸送時のコストなど、難しい問題が重なり、宇部では実現しませんでした。
展覧会には、代用としてコンクリートで制作し、白く塗装した作品を出品しました。大理石の代用とはいえ、均一に塗られた白い塗料は、いくつもの面で構成された作品の凹凸を、光の変化に応じて様々に見せてくれ、あぁこれが作家が表現したかったことなのか…と実感させてくれるものでしたが、当の作家にはやはり不満が残ったようでした。
さてそんな実現への希望をたくされた“esperance(希望)”が、ついにグァテマラで完成しました。
グァテマラには大理石の採石場があり、そこでよい原石が手に入ったようです。
密度の濃いしっとりとした質感に、美しいマーブル模様、形の面白さに加えて、素材が持つ豊かな表情が加わり、うっとりするような仕上がりです。
どこかに設置された姿を早く見たいものです。
ちなみにもうひとつの写真は、グァテマラの空港に設置されているアッティーラの作品です。
この作品、高さ3.5メートルあるのですが、なんと動くそうです!どうやって…?

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