2012
8月 14
(火)
10:29
ビカクシダの笑顔
カテゴリー  植物
本文
 ラン室に、ユニークさなら横綱級の植物がいます。

 「ビカクシダ」です。

 何と言ってもユニークなのは、二種類の葉を持っていること。
 一つは、根茎を包むように成長し、中に水を貯めることができる「外套葉」。
 もう一つは「実葉」という大鹿の角のような葉です。
   
 実葉では胞子を作ります。
 外套葉は、古くなると茶色になりますが、落葉しません。

 ビカクシダは、麋角羊歯と書き、麋角とは、大鹿のツノという意味です。
 見た目どおりですね。

 このビカクシダ、何故かあまり話題になりません。
 ミュージアムのブログでも、過去一度も登場していません。
 ビカクシダを見に来たという方もおられないし、これは何ですかとお尋ねになる方もほとんどいらっしゃいません。
 話題にしてはいけない植物のように思われているような気がしてなりません。

 解説すれば、一瞬、興味を示されますが、
次の瞬間、興味は他の植物に移るようです。
 「きれい」とか「かわいい」などという褒め言葉は、一度も聞いたことがありません。

 美しい花も咲かないし、美味しい実がなるわけでもなく、枯れたような葉が落ちずについているのも気になるところでしょうね。
 ぶら下げられて、宙に浮いている姿も奇妙に見えるでしょう。
 実葉の付き方もグロテスクに見えるかもしれませんね。

 でも、今夏は違います。
 何しろ、ここは今「ポケモンなかよしガーデン」。
 実は、ポケモンの「パラス」が、ラン室にあるビカクシダのところに隠れているのですね。
 子ども達が、パラスを見つけようとビカクシダを探しにやってきます。

 「ビカクシダ」も嬉しそうです。(D)

「ビカクシダ」。何ともユニークな姿をしています。

ポケモンの「パラス」が隠れていました。


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