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9月20日 飼育員の考えごと。
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9月20日 飼育員の考えごと。

(カテゴリ:飼育日記) (投稿日:2017年09月20日)

突然ですが皆さん、この動物が何か分かりますか?

夏毛.JPG

そう、タヌキですね。

写真をみて、あれ?細い??

って思った方はいませんか?

この時期のタヌキ、実はとてもスマートになるんです。(私は夏タヌキと勝手に呼んでいます。)

よくイメージされるのは

マユゲごっつあんです。.jpg

こんな感じのふっくらとコロッとしたタヌキだと思います。

(私はこれを冬タヌキと呼んでおります。)

実はタヌキは四季に合わせて、夏毛・冬毛に毛が生え換わり、

体格も、暑い夏は余分な脂肪をなくして、スマートに。(うらやましい・・・。)

秋からは寒さに備えて、脂肪を蓄えて丸みをおびた体格になります。

写真からもわかるように季節でだいぶ雰囲気が変わります。

そのため、この時期はお客様からよく、

「あれ?これタヌキ?細くなーい?」

「これはまだ子供のタヌキかい?」

「地味なキツネじゃのぉ」

いろんな声を聞きます・・・

そして、これを聞くタヌキ担当の飼育員は心の声で

これはタヌキだーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

っと叫んでいます。(心の中で・・・)

タヌキは私たちにとっては本当に身近な野生動物です。しかし、意外と皆さん夏タヌキのことをご存知でない・・・

動物園にくるとついつい、海外の動物にばかり目がいってしまいますが、

日本の動物もいろんな面白い習性や生態をもっていて、とても興味深いです。

皆さんも、動物園にきて海外の動物を見たあと、あらためて、日本の野生動物・身近な野生動物に注目してみませんか。

きっと、新たな発見や疑問がみつかると思います。

これからだんだんと涼しくなっていくと、タヌキたちは冬タヌキに変わっていきます。

食欲も倍近くまで、変化します。食欲の秋とはよくいったものです。

そして、その変化にあわせて、私たち飼育員は、飼育環境を整えて、飼育ケアをしていかなければなりません。

餌の量・質・内容・回数・与え方・・・飼育員の考えごとは続きます。

夏タヌキ2.jpg

そして、変わらず今日も餌をまつ2頭のタヌキたち(カズヤ・上 マユゲ・下)

冬タヌキになるため、たくさん食べてね!!

スマートなタヌキをみるなら、今のうちですよ!!

皆さんのご来園をタヌキたちとともにお待ちしております。

担当 坂口

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