HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > 4月8日　ボンネットモンキー紹介～その➀～

みなさん、こんにちは!

新年度や新学期が始まってから1週間程経ちましたが、新生活など環境が変わった方は慣れてきましたか？

動物園での新年度といえばやはり担当動物の変更などがあります。

私は今年度も引き続き、ボンネットモンキーとコツメカワウソの担当となりましたのでよろしくお願いいたします！

　

さて、みなさんはこちらのボンネットモンキーの個体紹介看板のことを覚えていますか？

　

看板を見ながらボンネットモンキーの名前を呼んでみたり、どこにいるか探したり、と思い思いに使ってもらっているこの看板。

ゆるっと更新を続けていたら、いつのまにか41頭中28頭の紹介が終わっていました。

みなさんは28頭覚えることができましたか？？

　

みなさんが覚えやすいようにと特徴的な個体から紹介をしてきたのですが、そうすると個体識別が難しい個体が残ってきましたので、この場をお借りして紹介して行こうかと思います。

今回紹介するのはⅠ群のオスたち。

せっかくなので識別難易度別に紹介していきます！

個性豊かな名前の子が多いのでそちらにも注目していただければと思います。

　

まずは見つけるのがとっても簡単な個体から！　

難易度★☆☆☆☆のトップバッターは

たれ耳

　

どこからどう見ても"たれ耳"で、これ以上の説明が思いつきません。

41頭の中で耳がたれているのは、このたれ耳だけですので見つけるのはとっても簡単！

　

続いては

モヒカン

　

ボンネットモンキーといえば真ん中分けのへアスタイルが特徴的ですが、モヒカンは名前の通りモヒカンヘアー！（たまにモヒカンヘアーが乱れていることはありますが...。）

体もⅠ群の中では大きい方なので見つけやすいと思います。

次からは少し難易度が上がります！

難易度★★☆☆☆

寄り目

　

名前は寄り目ですが、個人的には目が寄っているようには感じません...。

耳が少しパーマンのヘルメットみたいにとがっているのも特徴的です。

（パーマン伝わりますかね...？）

　

続いては

オカちゃん

　

口元の右側に赤いシミがあるのが特徴的！

Ⅰ群の中で右側に赤いシミがあるのはオカちゃんだけなので、比較的見つけやすい特徴かと思います。

　

次から紹介する子たちはもう少し難易度が上がります！

難易度★★★☆☆

アンテナ兄さん

　

右耳に切れ込みがあるのが特徴的！

口が少し開いていることがありポヤっとしている顔をしています。

体はⅠ群の中では大きい方なので見つけやすいかと思います！

　

続いては

スティッチⅡ

　

先ほどのアンテナ兄さんと少し似ている雰囲気がありますが、アンテナ兄さんと違って耳に切れ込みはありません。また、顔つきも少しシュッとしています！

アンテナ兄さんと見比べながら探してみてくださいね！

　

次はさらに難易度が上がりまして

難易度★★★★☆

かっぱオス

　

モヒカン同様、ボンネットモンキーなのに真ん中分けのヘアスタイルではなく、カッパのような髪形をしています！担当者によってはカッパオスは見分けやすいとのことでした...。

　

続いては

タロウ

　

これぞタロウ！みたいな顔つきをしていますが、オスの中で最年少のためまだ顔に幼さが残っています。水辺付近にいることが多いので見つけやすいかもしれません！

　

さて次は最高難易度になります！

難易度★★★★★

マツ

　

くりくりな目の形が特徴的です。

先ほど紹介したタロウとよく一緒にいることが多いので見つけることができるかと思います！

続いては

マサキ

　

え？さっきのマツじゃない？？ってレベルでそっくり...。

ですが、よーく目元を見てみてください。マツと比べてキリっとして見えませんか？見えますよね？？

マサキとマツは体格も似ているので見分けるのがとっても難しいです...！

　

以上がⅠ群のオスたちになります！

どうでしょうか？みなさん見分けることができそうですか？？？

今回は私の見分けポイントで紹介させていただましたが、みなさんならではの見分けポイントを見つけたら是非教えて下さいね！

　

今後も残りの子たちの紹介をしようと思いますのでお楽しみに！

　

担当：株元