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ときわファンタジア点灯式を明日に控えた遊園地通路

なにやら園路の木にもイルミネーションがありますが、その一部を見てみると・・・

ありました。

動物園の園路にも・・・

ありました。こちらはちょっと立派です。

どちらもソメイヨシノの木です。そう、ついているのは、「サルノコシカケ」。「猿の腰掛」ですよ。
植物ではなくキノコの仲間ですね。漢方薬にもなります。抗ガン効果があるとか・・・
ご想像通り、木にこの形であるとサルの椅子のように見えるからその名前がついているそうです。まあ、このキノコに実際にサルが腰を掛けているのを見たことがある人はいるのでしょうか。
ときわ動物園でもサルのいる放飼場にはなさそうなので、サルが実際に腰を掛けるところをみることはできなさそうです。
普通のシイタケなどは、時期が過ぎると枯れてなくなってしまうのですが、このサルノコシカケは年々大きくなり、年輪のような模様が見えます。
キノコには詳しくないのですが、おそらく「コフキサルノコシカケ」だと思われます。残念ながら、このキノコが生えると本体のソメイヨシノに腐朽菌がはいりこむことになりますので、あまりいい状態ではないといえます。

園路には、

使えないブランコがあるのですが、いつもこれを見てお客様が「おさるのブランコ」と言われます。
来年は申年。昔からサルは私たちの身近な野生動物。サルにちなんだ名前のついたものがたくさんあります。いろいろ探してみるのも面白いとおもいます。

担当：むらた