HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > 3月３１日　ルーティン

ルーティンとは・・・

最近よく耳にする言葉ですよね。

ラグビー選手のゴールキック前のポーズしかり、野球選手がバットを回すのもしかり。

そもそもルーティンには、「決まった動き」や「日課」、「一連の動作」という意味があります。

もちろん、上に挙げたスポーツ選手たちのルーティンには意味があります。

あのポーズ、あの動きでゴールや相手選手との距離を測っているのです。

でもこのルーティン、皆さんにもありませんか？

大事な日はこの服を着る、とか、試験には絶対この鉛筆、とか、朝起きたら絶対○○をするとか・・・

実はこのルーティン、動物にもあるんです！

それがこちら！

こちらはシシオザルのガッツです。

ガッツは朝、展示場に放飼すると必ず同じ木を渡って、必ずこの場所であたりを見渡します。

晴れでも雨でもほぼ必ずこの動きをします。

どういう意図で行っているのでしょうか？

そもそも意味なんてあるのでしょうか？

それは私たちにもわかりません・・・

でも、かっこいいですよね（笑）

このように、動物によってはお気に入りの場所や行動があったりします。

見た目では見分けが難しい動物も、「あの場所にいるのは○○だね！」と、いつもいる場所で覚えるのも動物を覚えるコツかも知れませんね♪

ぜひいろんな動物の個体識別に挑戦してみてください。

 

 

 

 

 

 

横断歩道は白い所しか歩かないシシオザル担当：土屋