1月14日 お薬のあげ方大調査
(カテゴリ:獣医師の雑談) (投稿日:2026年01月14日)
みなさん、こんにちは!獣医師のゆあさです。
今回の雑談テーマは、ずばり"お薬のあげ方"です!
↑朝のお薬入りイモ団子を見つめるエリマキキツネザルのコリッキー、この後おいしく食べました(治療については、過去のブログ参照)。
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我々獣医師は、過去のブログにもあるように動物たちに毎日たくさんの薬を処方しています。
しかし、実際に動物に薬を飲ませるのは飼育員さん達です。
動物たちは薬を好んで摂取してくれるわけではないので、いつも飼育員の方々は、動物がきちんと薬を飲めるようにたくさんの工夫してくれています。
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ということで、飼育員方を対象に動物へのお薬のあげ方(投薬)について大調査しました!!
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まず、投薬方法について聞きました。
結果は、こんな感じ!

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圧倒的人気は、イモ団子!!サルたちは茹でたお芋がお好きなようです。
次に、票数が多かったのはプルーンとはちみつパン!どちらも、甘くておいしいし、味も濃いので薬の風味が消せそうですね。
その他、バナナやブドウなどのフルーツ、ジャムやチョコパン、ペレットなどたくさんの種類の方法を挙げてくれました。
また、肉食の鳥類(ペリカンや猛禽類)・哺乳類(カワウソ、タヌキ、ミーアキャット)でアジ・ワカサギ・ささみ・鶏頭、草食のヤギ・ウサギで青草・乾草・すりリンゴ・すりニンジン・ペレットなどを挙げてくれました。

↑整腸剤をペレットと一緒に食べるヤギのライム。すぐに完食です。
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次に、投薬で苦労した動物についても調査しました。
飼育員さんたちが挙げてくれた動物たち↓

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投薬が大変な動物たちはかなりいるようです。
"いろいろな食べ物で試してみたが、投薬が順調にできないまま治療が終わってしまった個体がいて悔しかった"とのコメントが印象的でした。

↑頭数の多いボンネットモンキーⅠ群、この中にも毎日お薬を飲んでいる個体がいます。狙って投薬するのは大変そう!
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最後に、投薬が大変な薬についても聞きました。
圧倒的、第1位はメトロニダゾール!!(具体的な商品名は伏せておきます、、。)
こちらは過去のブログでも登場した薬です。
ほんの少し口に入れただけで顔が歪むほど苦い薬です。
消化管寄生虫の駆虫や深い怪我の化膿防止のためにたくさんの個体に処方してきました。
毎度、飼育員さんたちは苦労して投薬してくれていたようです。

↑激ニガ薬を処方することの多いトクモンキー♂たち。
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ここまで、ときわ動物園のお薬のあげ方事情について紹介しました。
アンケートから飼育員さんの苦労が滲み出ていて、ありがたい気持ちになりました。
みなさまもぜひ参考にしてみてください?!
(※ご自身がお薬を飲む際は医師・薬剤師、ペットなど動物にお薬を飲ませる際は獣医師の指示に必ず従ってくださいね!)
担当:粉薬を飲むのは苦手なゆあさ




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