HOME > ときわ動物園 > 飼育員ブログ > 11月5日　収穫祭！

ハロウィンの翌日の11月1日（日）ときわ動物園では収穫祭でした。
6月6日に「動物のエサを育てよう」ということで、参加者を募ってサツマイモとラッカセイの苗を植えました。今回はその収穫と餌やりの体験を行いました。

    みんなで一生懸命サツマイモを掘りました。

「幼稚園でも芋ほりしたからできるよ～」と言ってましたが、巨大に育ったサツマイモに思ったより苦戦しました。
もちろん、パパの出番です。
でも、しばらくすると子どもたちはダンゴムシやらバッタに夢中で、気づくとオトナだけが集まってイモを掘っていました。

でもでも、サツマイモの巨大さもさることながら、おばさん（私）は子供たちの成長ぶりにもびっくりしましたよ。苗を植えた時から５か月、背も高くなってしっかりしましたね～！一緒についてきてた赤ちゃんもすっかり大きくなってお兄さんお姉さんの芋ほりを見ていました。

ラッカセイも見てください！たくさんできています。ひとつひとつ丁寧にはずしてくれました。このラッカセイの実の付き方には、お父様も「知らなかった～」と言われていました。

収穫後はゆでたサツマイモを切って、繁殖棟のシロテテナガザルに少しだけあげました。ゆでたラッカセイもあげましたよ。（当日ゆでる時間はなかったので、あらかじめゆでておきました）

動物のエサについては、このブログでも飼育員が時々掲載していますが、今回は苗を植えるところから餌やりまで体験していただきました。まだまだ小さいお子さんが多かったですが、サルのエサは飼育員が、ぼくたちわたしたちのご飯は家族が・・・一生懸命考えて、どこかのだれかが一生懸命作ってくれている・・・なんて難しいかもしれませんがいつか思い出してほしいですね。
参加者のみなさんありがとうございました。

ラッカセイはたくさんありましたので、翌日もあげました。シロテテナガザルのレディの子もお母さんからもらっていましたよ。
ちなみに、本来は捨ててしまうラッカセイの茎葉の部分はカピバラにあげました。しっかりムシャムシャ食べていました。有効活用です。

担当：むらた